チョコレートな日々

数年前、なんとなーく髪をのばしてみようと思い立ち現在まで放置しておいたところ、かつてのあゆスタイル(髪の毛で胸のあの部分を隠すアレ)ができるようになり風呂に入るたび裸で「あゆでーす」とひとりものまねしてみたり、すきなひとに「かしゆか意識?」とか聞かれると「いやこれはしばさきコウだから」とかごまかしてたけどその柴咲も大幅に断髪した昨今、長い髪がめんどくさくなってきた。まず乾かすのがめんどう。ドライヤーでばしゃばしゃーって豪快にかきまぜるように乾かしてると毛先の部分がぐるんぐるんに絡まって毛糸みたいになってくる。あと寝るときじゃま。枕と首のあいだに髪の毛が挟まって寝返りうつとき「うっ」ってなる。好きな人に「ボブにしたら?おれ女の子のボブすきだよ」とか言われて心揺れるけど、言いなりにはならないぜ!っていう何かを履き違えた反骨精神で、このまま伸ばしてみようかと思っている。あだ名が貞子になるまでとことんやってやろう。毒食わば皿まで!

最近、よしださんからメールがくる。デートしようとか書いてある。なんだか腹が立ったり情けなかったり、でもちょっぴりうれしかったり、よしださんも私もどうしようもない人種だ。こんなわたしでもさすがに婚約してて新居用の土地まで購入してる人と会う気は起こらないので無視してるけど、それでもメールがくるので「逃げると追いかけたくなる」というベタな恋愛法則は妥当であることを知る。でも本当に好きな人には「引く」ができない。怖すぎる。どんなに間違っている関係でも、自分から失うのは、怖い。

冬のにおいがする。またこの季節がやってきたんだなあ。

とてもとても悲しい出来事があって、一時期仕事を辞めて実家に帰ることを本気で考えたりした。夜、家にひとりでいると涙がとまらなくて、ごはん食べながら泣いたり洗濯物干しながら泣いたり、ベッドの中でギャグ漫画を読みながらも泣いていた。翌日は、腫れた目をめいいっぱい氷で冷やして出社した。

いろんなことを考えていろんなことが嫌になったけど、今は、今日この瞬間は、とりあえずがんばろうと思っている。好きな人に「今度いっしょに桃鉄しよー」って言われて、それを実現するまでは死ねないと思うから。ばかな私を動かすのは結局そんなしょうもないことだ。洗面台にならぶ2つの歯ブラシをながめながら、この1本をいつか捨てる日がくるのかなと考えたりする。きっとその日はくる。でもふたりで桃鉄する日までは、がんばろうとおもう。

エレベーターに乗ったら、ドアが閉まるときに「お待たせしました」ってアナウンスが流れて、そのやさしさに泣きそうになる。機械に心ゆさぶられるわたし。

初めてのケンカ、と書くと甘い響きさえ漂うけど、わたしにとってそれは悲しいだけだった。2回電話取らないだけであきらめちゃうんだ、とか、こういうときだけ敬語使うんだ、とか、こんな大事なことをメールで済ませちゃうんだ、とか。ケンカの内容はどうだっていい。「ぜんぶ自分の責任」と言い切ってしまう潔さもいらない。もっと「きもち」を大事にしたい。あなたや私が何をおもいどう感じたのか。私はそれを無視して進めないよ。どんなにスマートに謝られても、心だけが取り残されている。頭が鈍器で殴られたかのように重い。もう怒るのにも疲れた。かなしい。

UNO最強説

toyoshie2009-10-04

いわずもがなのイケ面ぞろいCMですが、はじめて見たとき電気が走った。なにこの「旬」を絵に描いたような面々!ギャル風にいうと「盛ってる」!おそろいのスーツで舞台がイギリスってゆうスタイリッシュとユーモアのバランスがある意味イヤミ!つまぶき(さわやか肉食系)・えいた(おしゃれ文化系)・おぐり(旬)・みうら(クールな雰囲気に見え隠れする若さ)というキャスティングが、これ以上も以下もなく適切。
という話を同期女子に熱く語ったらきょとーーーんとされた(当然の反応)。ちなみに私はつまぶき派です(どうでもいい)。

とおいそらのむこう きみはなにをおもうの


イントロ時の高揚感がたまらんYO!

10/10のパフューーームライブへゆきます、好きな人と一緒にね、ぐふふ

ライブチケットを餌にデートの約束を取り付けてからというもの(古典的手法)、その日までは何があっても死ねない!と鼻息荒く生きてきたけれど、ライブが終わってしまったら何を楽しみに生きてゆけばいいの?という恐るべきネガティ部思考により、まだライブに行ってもないのにテンション下降気味の昨今。ああ、わたしは一生すきなひととのデートを指折り数えて生きてたい。

この世界のしくみ きみに手紙残すよ

木曜日。いつもの安い居酒屋。
いっしょに飲んでて、ふたりでいる時間が幸せすぎて、でもその幸せが不安で、なにかを埋めるように話題をさがすけど話しても話しても足りなくて、そのうち「かえろっか」と言われる時間がやってきて、まだ帰りたくないわたしは酔ってるふりしてやだーかえらんーとかって暴れるけど、「いや、オレ明日早いし」って言われて、ああ明日は彼女と会うんだろうなとまっくろな気持ちになるけど、彼女と会うの?と聞くのが怖くて、そっか、じゃあ帰ろう、と聞き分けのいいふりをする。そうしてやっとわたしは、これがかたおもいであることを知る。

金曜日。金沢へ行ってきました。
兼六園に行く予定だったけど、雨とか諸々の事情で行けなかった。金沢はこれで3回目だったけど、いつもろくに観光できないまま旅を終えている気がする。結局、温泉とおいしいごはんと気心のしれた女友達がいっしょなら、場所なんかどこでもいいってこと。

日曜日。みほこの赤ちゃんに会いにいく。
みほこがすっかりお母さんの顔になっていた。みほこから産まれた生き物をみほこが母の顔で抱いている姿は、私には、いろいろと神聖すぎた。みんな、泣きたくなるほど純粋に人生と向き合っている。


幸せの正体って一体なんだろうなあ。

そばかすなんてきにしないわ

ふたりでカラオケに行くと、最新ヒットが歌えないので困ります。仕方がないので、まつうらあやのLOVE涙色を歌ってお茶を濁すけど(濁し方まちがってる)、当時10代であったであろうまつうらあやのセーラー服姿のPVが流れると「おい、そこの26才!」とつっこまれたりして、あーうけてる、よかった、っていう安堵の気持ちと、ああ今わたし、女子としてのポイント下げてるなー、っていうピエロ感と、とにかく乙女心ってやつは厄介なのです。グリーーーンやらミリショーやら昨今の若者ソングをさらりと歌いこなすかと思えば、合間にドラゴンボールの主題歌をはさんでくるなどの計算し尽くされた少年ぽさ、ともすれば嫌みにも転びかねないその器用さも大好きで、つまりはいつだって私の完敗。

アルエ (限定盤)

アルエ (限定盤)

歌詞の「アルエ」ってとこを全部わたしの名前に変えて歌ってくれたりした、うふふ、気持ち悪いと笑うがいいさ!
ほんとうはこんなことで一喜一憂している自分がきらいです。