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いろんなひとが、いろんなことを言う。
弱いわたしはすぐにくじけてしまいそうになるから。
だけど、
わたしにとっては、目の前にいるこの人の笑顔がすべて。
きっといつかまたくじけそうになる日はやってくるけど。
たすけて、ってメール送ったら、わかった、ってとんできてくれた。
それだけはわすれないでいよう。
そうおもった。
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うれしいことと、かなしいことがあった。このふたつはいつも表裏一体。
わたしにとってはすべてだけど、相手にとっては一部。
春物の服を買って、美容院へ行こう。だれのためとかじゃなく、じぶんのために。
やめるときもすこやかなるときも
まいにち会社で顔をあわせて、残業おわって飲みに行って、いっぱいわらって、じゃあまたあした、って別れて、あー今日もたのしかった、ってしあわせをかみしめている。なのに、家に帰ると、もうあいたい。仕事してるときの、会議の資料とかシステム開発とかそういう話じゃなくて、日常を生きているその人を、おふろあがりのさらさらの髪の毛とか、ぼーっとテレビみてる表情とか、口のまわりを泡だらけにしてはみがきしている様子とか、そういうすがたにもっともっと近づきたい。もっともっとしりたい。あいたい。なみだがでるくらいだいすきってことをつたえたい。
レモンチューハイ、ちょっとのみすぎたかも
ネットワークに接続中
ちょっといま酔ってます
帰り道のなんでもない夜空がものすごくきらきらして見えたから、あー今わたし酔ってるなーっておもった。自販機で買ったミルクティーがあったかくて、あまったるさが胸にしみて、なんだかそれだけで泣きそうな夜。
あしたはデートだよーーーー。
あしたはデート、ってひびきだけで生きていけそうな気がするから、そんな安直な純粋さに感謝して、今日は寝ます。
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好きな人と買い物してたら、元彼女に遭遇した。目がくりっと大きくてふわっとしたパーマをかけてて花柄のスカートをはいていた。好きな人は、私のことを気にして、すこし気まずそうな顔をした。ちょっとまってて、って言われた。そのあいだ私は、ぜんぜん興味のない商品がならぶ棚をぼーっとながめていた。好きな人は、私とすこし距離を取ってその子と立ち話をしていた。なんの話をしているのかはわからないけど、元彼女が笑う顔がちらっと見えた。ごめんね、って好きな人が笑顔でもどってきた。なんの話してたの、とか、わたしのことをなんて説明したの、とか、ざわざわする胸にふたをした。全力でなんにもきにしてないふりをした。
遠い。
またあしたでおわる今日
14日にすきなひとから連絡があって焼き肉を食べに行った。「ハッピーホワイトデー!」って言われてはじめて、あーそっか、今日ホワイトデーだ、って気付いた。ホワイトデーのお祝いなんて後付けで、たまたま焼き肉が食べたくなって、それで暇そうな私に連絡を取ったのかもしれないけれど、それでもいいやって思った。タン塩もロースもハラミもユッケもキムチもライス(小)もぜんぶぜんぶおいしかった。
またあした、って笑顔で別れた。
翌日、会社で、ひさしぶりにいい肉たべたから胃がおもいね、ってふたりでわらった。
まだ、もうちょっとだけ、じたばたしてたい。