よしださんと会社ですれちがうとき、わたしは口をぎゅっとかたくむすんで、すこしだけ頭をさげる。よしださんのばつの悪そうな表情がいっしゅん視界に入る。ふうっとおおきく息を吐く。こうして、私とよしださんは他人になる。こんなこと書くと強がってるんじゃないかって思われるけど、そして確かにわたしはすこし傷ついたけど、でも、やっぱりよしださんには幸せになってほしいっておもう。いっしょに食べたみそラーメンがおいしかったぜ!さようなら!