遠足や修学旅行とおんなじで、デート当日までの、あのわくわくどきどき感といったらない。週末はデートだーっておもうだけで仕事がんばれる。家で冷えたコンビニ弁当食べながら、服は何きていこーかなってほわほわしてられる。当日は何もかもがぜんぜんだめ。服も髪の毛もメイクもすべてが思い通りにいかなくて、待ち合わせ時間が迫ると吐きそうに怖い。そして、デートから帰ったときの喪失感。あのきらきらした瞬間が過去になってしまったことを、メイクが落ちてぼろぼろになった自分の顔を鏡で見ながら知る。いつかまた会えると分かっていても、その不確実な未来は私を絶望的な気分にさせる。ああ、これですべてが終わってしまった。
わたしは、永遠に、好きなひとに会える日を待ち続けて生きてたい。