甘くなる果実がいいの

ふふふん、と何気なく口ずさでいた鼻歌がYUIのCHE.R.RYでした(タイトルのところどころにはさんであるピリオドは、女の子がウィンクしながらつぶやく「ひ・み・つ」的な、そういうファンシーな演出なんでしょうか)。恋しちゃったんだー、って歌詞がまぶしすきて直視できんよまったく。しかしポップなメロディとは裏腹に「嘘でも信じ続けられるの」「いつまでも待っているから」等、演歌な女の要素も垣間見えるあたり、なかなかに侮れん曲ではある。

CHE.R.RY

CHE.R.RY

そういえばYUIの「あなたが今見つめてるひとがいるとわかっても」「過去も全部受け入れるって決めた」って歌詞にぐさっときたことがあったな。イノセンスにギターをかき鳴らし「古いギターをアタシにくれたひと 東京は怖いって言ってた」などと歌っておるが、「アタシ」という一人称を使用するあたりからして油断ならん。くそー!確信犯だとしてもかわいいから許す!

でもって恋しちゃってないわたしがきいてるのは椎名林檎。このひとの音楽はひとりでうらぶれるのに最適。うらぶれBGM。このアルバムもいまいちだなーと思ってたけど、聞き込むほどによくなってきた。じわじわ脳内ヒットチャートを席巻中。OSCAはシングルでも出てたけど、シングルというよりアルバムを形作る一曲として秀逸。

娯楽(バラエティ)

娯楽(バラエティ)

OSCA

OSCA

ひとりで東京事変きいてる女ってどうなんだろうって思うけど、部屋にひとりでいるとき以外、この人の音楽を流すきっかけが見当たらない。椎名林檎のタイミングって難しいな。