ねぇくるみ 

時間が何もかも洗い連れ去ってくれれば生きる事は実に容易い


ミスチルの歌詞に、頭がくらくらする。

わたしだって、元旦から泣きたくなんかなかったんです。

お正月は、仲のいい同期で飲もうって去年の1月1日にそう決まっていて、そのメンバーのなかには私が好きだった人もいるわけなのですが、男が3人も集まるとひたすらに女の話であったので、わたしは新年早々、耐え難きを耐え忍び難きを忍び、ひたすら酒をあおっていた。だがしかし、好きだった男に「セックスはスポーツだ」と笑って言われたその瞬間、涙が止まらなくなってしまったのである。

無論、周囲の人々はあわてふためき必死でフォローしたが、私の涙は一向に止む気配なく、泣きながら帰った。私を泣かせた本人以外の面々に「ごめんな」と謝られた。必死で「だいじょうぶ」と笑った。「泣いてごめん、今年もよろしく」。

明日、コンパで知り合った女と「スポーツ」を控えた男の背中につぶやいた。この私を傷つけた罪がどれだけ重いか、覚悟しとくがいい。

男も、男にひっかかる女も、そして私も最低だ。

2008年幸先悪ー。