ああ神様。なんでわたしは、なんでわたしは、キャベツのかすを口のはしっこにつけたまま「あのなーこの世にはなーかわいくて軽い子がいっぱいおんねん、おれはそういう子とセックスしたいねん」と発言するこの最低男のことを、こんなにもいとおしくおもえてしまうんでしょうか。ふたりになったとき手のひらにチュッとかされて、うーわーこいつ王子様かよとか思ったけど、ほんとは、本当は泣きそうでした。何も返ってこないとわかっていても、この人のためなら私はきっとなんでも出来てしまう。帰り際、がんばれよって言われた。その言葉だけがモチベーション。わたし、がんばる。