ここ2週間の私にまつわるエトセトラ

●変質者に追いかけられる
金曜日の午前12時。駅からうちまで徒歩5分。突如後方より「あかんてー雨にぬれるでーこっちおいでやー」という声がするので振り返ると、自転車に乗ったオッサンが傘を差し出しながら追いかけてくるのであった。鬼気迫るその表情はさながらホラーの世界である。死ぬかと思った。なんとか逃げ切ったけどしばらく体の震えが止まらなかった。さっきまで一緒に飲んでた同期に電話して「君たちは最近わたしのことを女扱いしていないのではないか。今後はきちんと家の前まで送るように」と説教した。切実。

●仕事がいろんな意味でハード
6月はここ数ヶ月で最も忙しかった。忙しいと心が狭くなってしまうのが人間の、というより私の器の小さいところで、始終生理前かよってくらいピリピリしていた。「がんばっているのに報われない」というのは言い訳であって、結局のところ「がんばりが足りない」もしくは「がんばるベクトルが違う」のであると、そう思っているはずなのに不満が口をついてでる。同期や上司の放つ些細な一言に傷付く。不幸ぶってんじゃねーよわたし。よって休日出勤。答えは出ぬ。

●彼のこと
は、もうここで話を出したくないんですが、やっぱりしんどいです。とりあえず私の前で同期といちゃいちゃするのはやめてほしい。自尊心がぼろぼろになるから。

●3回目のデート
焼肉を食べにいく。3回目で焼肉ってけっこうハードル高いよなって思うけど、そういうところに関して無神経というか自然体というか「焼肉食べたいから焼肉で」っていうそういう人。有名店らしく肉は抜群においしかった。箸の持ち方をかわいいねと褒められた。私の箸の持ち方(最低に行儀が悪い)を褒めた人物は初めてで、うれしいというより「物は言い様」だなと思った。ホルモンもレバーも嫌いっていう私のわがままぷりにも「じゃー俺がぜんぶ食べる」と言ってがんばってる姿には少し心打たれた。量が多くてきつそうだったので大丈夫?って聞いたら「ピンチはチャンス」と政治家のようなことを言っていた。結局残してたけど。なんか申し訳なくなったので、嫌いな豚トロは我慢して食べた。私はこの人のことをどう思ってるんだろうか。微妙。

ミスチルと私
いまさらの「HOME」と、それから「B-SIDE」。私にとってのミスチルと世間にとってのミスチルと、なんかズレがあって、例えば今年いちばん売れてるアルバムがHOMEって聞いても「へー」ってどこか他人ごと。B-SIDEについては、もう、なんていうのかな、ユーミンの「卒業写真」を聴くと喚起される感情に似てる。とにかくこのバンドには解散しないでほしい。ずっとミスチルの新曲を楽しみに生きてたい。

あと、着うたをaikoにしたけど恋してるわけではないです。