JUBILEE

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失ってしまったものは いつの間にか 地図になって
新しい場所へ 誘ってゆく

くるりライブのチケット確保。愛媛公演です。旅行がてらのくるりです。むしろ旅行ありきのくるりです。こないだ、ある人に好きな歌手をきかれて「くるり」と答えたら、あー名前はしってるけど・・・みたいな顔をされて、なんかすごく心苦しかった。「好きな芸能人」に続く難問ですね、「好きな音楽」。わたしはこういう質問をされるとどうも「相手のリアクションしやすさ」とか「回答によってもたらされる自分のイメージ」を考えてしまい、うまい答えが浮かばず結局会話が続かないという最悪のパターンに陥ることが多い。コミュニケートってむずかしいのなー。で、どの曲が有名?って聞かれて、えーなんだろ、ばらの花とか?赤い電車とか?って答えたら、むむむって顔をされたあと、ごめん、くるりが何人なのかも知らんわー、と言われたので「今はふたりですよ」って教えてあげたらその人は「ふたり!?」ってなぜかびっくりしてた。なんかかわいかった。こういう非生産的な会話が距離を縮めたりすることがあるので、やっぱりコミュニケートは難解だと思う。

最近ハチクロを読み直しているのだが、読み返すたび、あーわたしはどうしても野宮さんが好きだなーと思う。最終的に野宮さんは根っこの部分で「いい奴」であるのだけれども、あーいう「女を自在にたぶらかすことのできる、しかし心は閉じており何を考えているのか分からない、決していい人なんかではなくどちらかというと冷たい男」に人生一度はだまくらかされてみたいと女ならばどこかで思っているんじゃないでしょうか(私がMだから?)。こんなこと書くとまた「よしえが危険なこと言いよる!」となぜか博多弁で怒られそうなので自粛。でもさ、やっぱり世のほとんどの女性は竹本ではなく野宮を求めてると思うんだよね。それでいて「結婚するなら山崎」とか思ってるからね。女ってわがまま。あわわ、ハチクロ読まない人にはちんぷんかんぷんな話でした。

つまり道明寺より花沢類、桜木より流川、という話(あーでも後者はミッチーという流れもあるので微妙だな、わたしは断然流川と答えて男子の猛烈な反感をかうけど)。いずれにせよ二次元の話であるので、まっとうな人間はスルーしましょう。

最近しりあった男の子と電話で話をしてたら、その会話を盗み聞いた妹に「おねえちゃんの声が女になってるー」と気持ち悪がられる。そうか、わたし女になっとるのか。そんで女になった私は気持ち悪いのか。そうかそうか。

電話したりデートしたり、女は大変だ。