星空の下で/ポビーとディンガン(CCCD)

星空の下で/ポビーとディンガン(CCCD)

今まで何度も思った「僕たちはよく似てる」
あの時ふたりで消えてしまえたなら

という歌詞に動揺する。わたしたちは全く似ていなかったなあと。正確には「わたしたち」と三人称でくくることすら許されなかった。それほどにちがう世界に生きていたのだと、今となってはそう思う。それでも、この曲がどうにもせつないのです。「もう二度と繋がらない 望んでたようには」や「きっとこうなる事をわかってて繰り返してた」がぐさぐさくるのです。つーかシャカラビてー。若いよなー。


同期の男の子とドライブ(仕事で)。男心勉強会のはじまりです。しかし、なぜ男は彼女がいてもコンパに行くの?というわたしの素朴な質問に「まーやりたいだけやろな」と、しょっぱなから最低なる回答。さいていー!という私のリアクションを受け、彼が発した言葉が、胸に突き刺さりました。

「でもなーそういう最低な男にひっかかってしまうのが○○さんみたいな女やねん。○○さんって、遊ばれてぼろぼろになって傷付いてる自分を認識することで、わたし恋愛してる、って勘違いするタイプやんなー」。

その通りかもしれない。彼の言うことが正しいとするならば、わたしはただの馬鹿女だ。目の覚めるような意見だった。自分を傷つけることでしか恋愛できないとしたら。自分を傷つけてでも何かに依存することを選んでしまうとしたら。

怖い。しゃれにならんくらいに怖い。わたしはとてつもなく弱い。でも「私は弱い」って認めただけでは何も変わらない。わかってるけど、怖くてうごけない。