微熱

これほしい。椎名林檎きいてるとだいじょうぶっておもえる。暗いところから急に明るいところにでるとまぶしすぎるのと同じで、この世の大半の音楽が今のわたしにはまぶしい。椎名林檎の居心地の良さからぬけだせない。新しいアルバムまだきいてないな。

第一回林檎班大会の模様 [DVD]

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手を繋いで居て
悲しみで一杯の情景を握り返して
この結び目で世界を護るのさ

有休を取る。昨日の昼から熱が下がらない。吐く息があつい。寝て起きてまた寝る、を繰り返す。深いところから何かが私をひっぱるような睡魔。寝ているときだけはすべてを忘れていられるので、ありがたいなあと思う。できればこのままずっと風邪をひいていたい。社会というコンセントを抜いてしまうと、わたしという人間の小ささを知る。ほんとうに大切なものなんて何もないような気がしてくる。執着心なんてさっさと捨ててしまいたい。そう、これはもはや、私と私のなかの執着心との戦いである。

諸事情により、この週末実家に帰ることになった。海がみたいな。