試練のとき

仕事ちょう多忙。人々にからまれたり罵声を浴びせられるのは日常茶飯事だけど、忙しい上に嫌な客に連続であたると、さすがにやさぐれた気持ちにもなる。こういうとき、ちょっとだけ煙草を吸う人がうらやましい。わたしも喫煙スペースに逃げたい。仕事中、疲れた心を癒すのはチョコレート。しかし、愛しのチョコボックスから勝手にチョコを盗み食いするチョコ泥棒が同じ職場にいるのは問題だ。チョコの減りが異常だもん。何をチョコごときで、と思われるかもしれないが、わたしの唯一のストレス緩和剤であるチョコを奪う輩は、何人たりとも許さんぜよ(南野陽子)。

職場に21才のぴちぴちガールがやってきたので、あまりちやほやされなくなってきた。

仕事が終わって会社の空中庭園に行ったら、今世紀最も顔を合わせるのが気まずいふたりにダブルで遭遇。逃げるようにその場を去った。その足でまっすぐ自宅に直帰。ベッドに倒れこみ、泣く。あーもうわたしって子供やなー。大人の対応したいなー。笑顔フルスロットルでふたりにおつかれ!って言いたい。でもいまはむり。息をするだけで胸がちぎれそうになる。

同期が一同に会す新採研修。今のこの心理状態でそのシチュエーション、わたしは窒息死するんじゃないかと半ば本気で不安。決戦は金曜日。