もがく

iPod熱がいったん落ち着きを見せる。よー考えたらこんなもん音楽を垂れ流すただの箱じゃないかと。あと、ずいぶんポータブルな音楽再生機から離れていたので、ずっとイヤホンしてると耳が痛くなってどうしようもない。しかしながら最大の難点は、活用する時間が劇的に少ないことであろう。通勤時間5分だし家にいるときはコンポあるし。そういやあんまり充電してない(のに平気)。といわけで、今わたしのiPodは枕元に高く積み上げられたピューと吹く!ジャガー全巻の上に無造作に放り投げられています。アップルマークが泣いています。ノーミュージックでも生きていけることに気付いた。


恋愛に苦しむのと、仕事に苦しむのと、どっちが辛いか。
今のわたしにとっては圧倒的に後者です。なんか今の仕事してると、自分の価値って一体なんなんだろうって思う。毎日自己嫌悪にまみれて仕事してるのって精神衛生上よくないよなー。自分で自分を否定しながら日々を送るのって、けっこう苦しい。常に自分の前に鏡があって、で、醜い自分を常に確認しながらもがいてる感じ。仕事があって、その周りには環境があって、その中に放り込まれた自分がどれだけ組織に貢献できるか。今のわたしは自分で自分に戦力外通知を出したいくらいに、駄目。

仕事中、お客さんと話をしているとこを同期に見られた。よっちゃん自分のこと「わたくし」ってゆってたよ、と言われた。まー言うよね「わたくし」って。でも「わたくし」という一人称を使ってる自分を想像してなんとも言われぬ違和感が。ジャージ姿でみかん食いながらリンカーン見るのが至高の歓び、とか言ってる人間が「わたくし」て。

こないだ会社の先輩と、過程と結果、どっちが大事かっていう話をしていて、まー結局は結果だな、という結論に落ち着いた。でも結果が全てっていうのも悲しい話だよな俺ら機械じゃないんだし、と先輩が言ったので、ちょっと救われた。でも、そういう言葉に救われている時点で、甘ったれてるよなあと思う。

標準語を使うのに疲れた。変な関西弁を使うのにも疲れた。でも地元の言葉を使って話せたら楽かといえば違う。なんだろうなこの違和感。自分の思ってることを違うものに変換して発している感じ。とかくこの世は世知辛く、とかく私は弱すぎる。