ゆれる
- アーティスト: 小沢健二,スチャダラパー,服部隆之
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1994/08/31
- メディア: CD
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小沢健二をきいてます。この歌がはやってたときは全然興味がなくて、なんだあのやたらあまったるい声の男は、とか思ってたのにな。今きいてみても相変わらず声は甘いし軟弱なんですが、これが泣けてきてしょうがないです。今となれば、小沢健二は「ラブリー」なんて言葉をナチュラルに使い、人生を愛し愛されて生きるのさ〜とポップに言い切ってしまう稀有かつ貴重な存在でした。そして今、小沢健二のラブリー感に救われている私がいます。ありがとうオザケン。
今週は、同期飲み会がなかった。家に6時には帰って、ぐるナイとかMステとか僕らの音楽とかをちゃんと見てるのって、何十年ぶりのことだろうとおもった。テレビみながらベッドでぐーたらしてたら、同期からの着信があったけど無視してしまった。体とベッドがひとつになってとろけてしまいそうで、携帯電話が発するYUKIの声が、ちがう世界からきこえてくる音におもえた。
同期から言われた おれにたよりすぎるな が心に突き刺さって抜けない。
あれから、彼はなんとなく私を避けている気がする。メールの返信がなかったり、会社で会ってもどこかよそよそしかったり。今まで「彼女がいる人」という事実をさっくり消化しているつもりだったけど、同期づてに「今日は彼女に会いに行くらしい」とか聞くと、胸がズキズキするようになった。これは、完全に悪い兆候だと思う。あんなにめんどくさがりな人を、平日に伊丹まで呼び出せるのは世界中にひとりしかいない。おなじ会社で働いてて、週に3回は顔を合わせていても、わたしには彼を動かせない。この関係は既に頭打ちなんだろう、とわりと冷静に捉える。
?で送ったメールに返信がないので、なんかもう考えるのをやめにした。考えても答えがないし未来がない。ちょっとひりひりしたけど、まだ充分引き返せる距離ではあった。会社の同期に誘われてはじめた第二のmixiをひらいたら、彼のあしあとがついていて、なんかわけもなく涙がでた。ばっちり依存しまくっている自分に気付いて、で、ちょっと彼のことを好きになりかけている自分をクリアに認識した。「すき」は理屈じゃないけど、理屈で片付けられているうちに撤退しようとおもう。
なんかすごいこと書いてるなーわたし。否定したい感情ばっかりで、自分で書いててくるしい。いやーもうドMっぷり炸裂ですね。
仕事も私生活もどろどろなので、コンパにでも行こうと思います。