FOREVER26

わたし「なんて」、というネガティブにまみれた表現なら泉のように湧いて出るよ。たとえすきなひとが冗談を言ったとしても、まえみたいに心の底から笑えなくて、わたしのなかで何かが枯渇してしまったんだとおもう。


先週の日曜日、突然「話があるんだけど」ってメールがきて、どきどきしながら駅前の居酒屋へ向かった。まあ、あたりまえに仕事の話だったんだけれども、それでも、それでも、ばかなわたしはうれしかったんです。休みの日に会う幸せにドキをむねむねさせてたんです。雨のなかふたりで傘をさして歩いたり、朝までカラオケなんて学生みたいなことしたり、休日を独り占めしてる贅沢に、ほんとうは、泣きそうだったんです。

でも、彼にとってわたしは、「仕事」という枠内に存在する、ごくごく小さな一部でしかない。毎日いっしょに仕事をしていると、そのことを痛感させられる瞬間があって、わたしは、それを見ないように、ちいさな幸せを、刹那的に輝く小さなキラキラを、ばかのひとつおぼえみたいに反芻してきたけれど、

たとえ一週間のうち6日をともにしても、恋人と過ごす1日にはかなわない

そんな当たり前のことを突き付けられたとき、わたしは立ち上がれなくなってしまいました。この絶望をあと何回味わえば、わたしは学習するのかな。いつになればわたしは、この不毛な、不釣り合いな、分不相応な、ぼろぼろでみっともない気持ちを、捨てられるのかな。