now I'm seventeen

only like philosophy & after school the time
that's what i call my own time
nice girls meet nice boys end of school day
while other girls go strait home *1

17才なんてとうの昔の話なのに、この歌を聴くと、胸が痛むのはなんでだろう。
なんだかどこへいってもひとりのような気がしている。

うまれてはじめて弁護士というインテリジェンスな人々と会話することになり、私は常に気後れしていた。うっかり出身大学なんか尋ねようものなら、さくっと「京大だけど?」みたいな答えが返ってくるので油断ならん。とりあえず大学だけはなんとか出ましたっていう私は、口を開いてはいけない気すらした。会話の内容も「80出せば六本木ヒルズくらいは住める」とかいうバリバリバリューなものであったので、必死に相槌うってたら「ねえ君、自分の性格を自己分析してみてよ」と言われて、どっひゃー!ってなった。全てが私の規格外であった。

雨が降っていた。誰かに電話したくなる気持ちをぐっとこらえた。鳴らない携帯はわたしを惨めにさせる。でも、誰かに甘えたり期待したり、そういうのはもうやめるって決めたんです。さよならを言えないままのさよならもあるってこと、それがわかったら今より大人になれるかな。