alone again
けっきょく私はひとりがすきなんじゃないかとおもうよ。さみしいよーと泣きながらひとり部屋のすみっこで体育座りをしている自分に酔っているんだとおもうよ。
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- 作者: 本谷有希子
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今日、会社のキャリアアップ研修で、自分の長所と短所を挙げよっていう課題があって、むはー!ってなった。わたしはこの世でマラソン大会の次に自己啓発とかいう類のアレが苦手だ。自分の長所なんかひとつも思いつかんので「真面目」とだけ書いたけど、でも正確には不真面目なことも好きだし、そもそも自分のいいとこを自分で挙げろなんて罰ゲームとしか思えん。自意識過剰ゆえ精神的にかなり疲労した。「長所しかうかばんー」と言ってる同期が、皮肉でもなんでもなく羨ましかった。でも、そーゆー私の感情って、ある種のナルシズムなんだろうなあ。むぎゃー。
水曜のノー残業デイ(うちの課にはもともと残業ないけど)なのに、ひとりではねとび見てるのもせつなすぎるので、後輩に「今ひま?」ってメールしたら、後輩は友達と飲んでたらしく、それでもトイレから「何かあったんですか?大丈夫ですか?」と神妙な声で電話をかけてきてくれて、うれしかった。わたしには、これくらいのサイズの幸せが、丁度いい。
明日はバレンタインだよ。チョコレート会社のえらいひとたちが多種多様な戦略をもって日本経済を動かしているその激動の中、総額1万円の義理チョコを袋詰めしながら、大阪の片隅で静かに考える。さあ女子よ、チョコレートに愛をこめろ。すべての恋する人々の想いが届きますように。