年下の男の子

後輩男子(23)とふたりで飲みに行く。会社の人に見られると面倒くさいのでコソコソと駅前に移動、ってところが擬似社内恋愛。甘酸っぱくて良い。

「中3から数えて彼女いないのは5日間だけ」なモテ男である彼は、さらりとメニューを決め、さらりと「今日は飲みましょうか」と酒をすすめ、調子にのった私の「○○君ってどんなんがタイプなわけー」という逆セクハラ発言にも「僕は、○○さんが好きです」とさらりとおっしゃる強者であった。傍から見ればナンバー1ホストと金持ちマダムの構図。

あとでレシート見たら私はファジーネーブルを15杯も飲んでおった。完全にあほの子である。

終盤、飲みすぎた彼が「銀河系はですね・・・」と意味不明の話を始めたところが最高にかわいかった。終始女子を転がしてきた男子が陥落する瞬間。そのギャップに女子はぐっとくるのでしょう。

「なんか今日初デートみたいでしたね」「また飲みにいきましょう、ふたりで」と最後の決め台詞まで、計算し尽くされておった。年下。アリかもしれんな。